2014年9月7日に神奈川県の鶴見大学で行われた歯型彫刻コンテストに、今年も本校の学生6人がチャレンジしました。全国から歯科技工を学ぶ学生60人余りが参加するなか、2年生の兼子さんが見事に優秀賞を獲得しました!
歯型彫刻は、歯の1本1本の形と機能を理解するために重要な実技です。このコンテストに東北地区から参加したのは本校のみで、昨年、一昨年の宇野さんに続く、3年連続入賞の成績は、本校の技術教育の成果でもあります。
◆優秀賞は頑張って練習した成果
1年生の時から「ほるほる」に参加するつもりで、ずっと練習をしてきたので、優秀賞をいただけたのは本当にうれしいです。会場ではねらい通りの一番後ろの席を確保することができ、落ち着いて彫ることができたのも良かったです。
じつは、出題を予測して練習していた歯があったのですが、実際に出題された全然違う歯で予想外。でも、出題された歯は、開始前にたまたま10秒ほどながめた歯だったので、私にとってはラッキーでした。
この1年半は、お手本の模型により忠実な歯を彫るために“見る力・見る目”を鍛えてきた感じです。賞をいただいて“見る力”にも“彫る力”にも自信が持てるようになったので、今後は国家試験に向けてまた頑張っていこうと思います。
本科・兼子